誰にも聞けないお金の話
最新の医療保険は?
最近、身の回りで病気入院された方はおられますか?
実は近年、入院日数がドンドン短くな っているのです。
来週にでもお見舞いに行こうと思っていたら、
もう退院していた、なんて 良くある話。
医療技術が進歩しているということもありますが、
もっと大きな要因は「国に お金がない」ということ。
病院で精算する時に個人で負担するのは全体の3割で、
残りは健 康保険から病院に払われます。
つまり本来かかっている治療費の7割は国が負担している のです
(実際は私たちが払っている健康保険料なのですが)。
高齢化や人口減により国にお金がなく、
長い期間入院されるとますます財政が悪くなるの で、
国は病院に早く退院させるような仕組みにしています。
早く退院したからと言って完治しているとは限りません。
退院後も通院で治療する必要が ありますので、
最近では「入院1日いくら」ではなく、
「通院治療でも1日いくら」と言う 保険が主流になっています。
また、退院してもすぐに職場復帰できない場合にお給料のよう に
お金が受け取れる「就業不能保障」タイプの保険も需要が高まっています。
つまり保険も家電製品や車のように日々進歩しているのです。
昔から入っている保険では もはや時代に合わなくなっている場合があります。
保険を定期的に「点検」することをお勧 めします。
【プロフイール】
宇都 博樹
ファイナンシャルプランナー (お金の専門家) 学校では教えてくれない大切なおカネのこと。一人ひとりにあったライフプランニング、万が一の保障や効率的なお金の貯め方、将来への不安を解決するお手伝いをしています。 1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格)/CFP®(国際ライセンス)/ |